レトリーバーの歴史と特徴①(ラブラドール・レトリーバー編)
こんにちは!ドッグトレーナー目指し中のみゆきです♪
今日はレトリーバーの歴史と特徴① ラブラドール・レトリーバーについて書きます☆
まずはじめに「レトリーバー」の意味
「レトリーブ(retrieve)」は「取り戻す」「回収する」を意味します。なので、「レトリーバー(retriever)」は「(獲物を)回収する犬=狩猟犬」という意味になります。
ラブラドール・レトリーバー体の特徴
彼らの尻尾はオッター・テイル(カワウソの尻尾の意味)と呼ばれていて、体全体として水中で泳いだり、獲物を捉えやすいような構造をしています。♪^○^
水中で動くために高い心肺機能があり、そのため胸が深く、肋骨は幅広くなっています。
また骨格としては、頑丈な骨を備えていることと、腰と後肢が幅広いです。
被毛はダブルコートという上毛と下毛の二重構造になっています。上毛は短毛で硬い感触です。また水の冷たさ、雨・寒冷・灼熱の気候から体温を保持するための下毛も持っています。下毛は上毛に比べて柔らかいです。
ラブラドール・レトリーバーの歴史
ラブラドール・レトリーバーの歴史としてもっとも有力な説は、16世紀ごろ、イギリスや北欧からカナダのラブラドル半島に渡った犬の子孫というものです。
主にはラブラドル地方の漁師のパートナーとして、魚がかかった網の回収から小舟の引き役まで、海と船に関する多様な仕事をこなせるように進化したそうです。歴史からも順応さと賢さが伺えますよね。
その後17世紀ごろイギリスの漁師へ紹介され、一気にラブラドル地方の多くのラブラドールがイギリス人に買い占められたそうです。またラブラドル地方では新しく犬への課税制度が導入されたそうで、納税に困った漁師が多くのラブラドールを手放したとも考えられています。こうして、本家のラブラドル地方からはほとんどのラブラドールが姿を消してしまいました。
ラブラドール・レトリーバーの飼い方
生粋のワーキングドッグなので、高い作業意欲をどれだけ満たしてあげることで幸福感を与えることができます。
ゴールデンよりもラブラドールのほうが、5~10倍も高い作業欲求を備えているとも言われています。ラブラドールには散歩のほか、ぜひ室内でも学習意欲を満たすトレーニングをしてあげましょう^○^
名前の由来にもある「回収する」という満足感を得られるボール遊びも喜びますので、散歩に出かけた際は公園などで遊んであげましょう。
陸地だけでなく水場で泳ぐのも得意なので、一緒に旅行に行ったときにはぜひ川やわんちゃん用のプールに連れて行ってあげましょう♪
またラブラドール・レトリーバーの被毛は短毛ですが、ダブルコートなので、週に数回のブラッシングを怠らないようにしましょう。
ラブラドール・レトリーバーはその歴史からも賢さや順応性、高い身体能力が伺えます。
ルーツを知ることで、さらに喜んでもらえるトレーニングや遊びができますね♪(^_-)
以上、ドッグトレーナー目指し中のみゆきでした〜☆
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